在宅医療・訪問診療のご案内

通院困難な患者さんに訪問診療(予定をたてて訪問して診療すること)をおこなっています。在宅療養支援診療所(24時間の対応をする診療所)であり、普段の病状を把握している担当医(院長)自身が24時間いつでも直接電話を受け、即座に対応することを大切にしています。診療範囲(対応エリア)は、八千代市・印西市・白井市の全域と、佐倉市・千葉市・船橋市・鎌ヶ谷市の一部などです。認知症の方や介護施設への訪問も行っています。

 

通院困難(患者さんお一人では通院が難しいこと)であれば訪問診療の対象となります。

病状が安定している方は月1回の訪問、病状の不安定な方は病状に合わせて訪問・往診しています。

在宅医療の開始には患者さんのご病状などにより様々なかたちがありますので、

詳細は 050-5318-6480  にお電話下さい。お問い合わせはこちらからも可能です。

 

当院の在宅医療では、院長自身が電話に応じ、往診する体制をとっています。

普段から診察して病状の経過を把握している医師自身が全てに対応しています。

これが本来期待される在宅医療の基本であり、かかりつけ医としてこれに勝る医療サービスは無いと考えています。

 

担当医自身が直接責任を負うことができる質と量のなかで、同じく責任ある仕事をしようと考えている他職種と連携し、自分自身が患者・家族であったらしてもらいたい事を、してもらいたい場所で、患者さん・ご家族の方にして差し上げたいと考えています。

また医療機関や介護サービス事業所同士での、職種を超えてオープンで誠実な、具体的な行動のひとつひとつこそが、地域の現場における在宅医療・介護現場での本当の連携であると考えています。

 

当院が対応している病気は、心不全や糖尿病、認知症、褥創、がん、栄養失調や誤嚥性肺炎・胃瘻管理など多岐にわたります。とくに認知症とがん末期の診療、在宅看取りについては、2019年に千葉県印西市で開催した講演会の概要(当サイト)をご覧ください。

 

当院の在宅医療で可能な検査、処置など

・静脈採血、動脈血液ガス検査、尿検査、各種培養検査、細胞診

・各種超音波検査、12誘導心電図検査

・各種静脈点滴・注射、関節注射、中心静脈栄養の管理

・医療用麻薬の処方・管理、持続皮下注、ターミナルケア

・褥瘡処置(デブリードマン)

・認知症の周辺症状への緊急対応

・在宅酸素療法、人工呼吸器管理、気管内挿管・管理、気管切開カニュレ管理

・膀胱カテーテル留置、膀胱瘻・腎瘻管理

・胸水腹水ドレナージ、胃ろう交換、経鼻胃管交換、人工肛門管理

・各種ワクチン接種、抗体・抗原検査

・処方せんのお渡し、薬剤師の訪問依頼

・訪問看護・訪問リハビリテーションとの連携

・訪問マッサージ・鍼灸師訪問の同意書の作成

・介護保険主治医意見書、各種診断書の作成

・診療情報提供書の作成(緊急時には往診先からFAX)

・退院前カンファレンスへの参加、サービス担当者会議への参加

 

※ 在宅での診療も保険適用となりますので健康保険証をご提示下さい。医療費の自己負担は、月1回の訪問で4,000円程度、月2回の訪問で7,000円程度(1割負担で、検査や処置がない場合)です。